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2024.06.04

横浜

 

【Neuro Dive 横浜】「ジグソーメソッド」を使った『チームワーク講座』をご紹介します

こんにちは、Neuro Dive横浜スタッフです。

4月で年度が変わり、新しい環境に身を置いてようやく慣れてきた頃…という方も多いのではないでしょうか。
Neuro Diveも利用者・支援員ともに新しいメンバーが多数加わり、新鮮な雰囲気で日々過ごしております。
事業所のご利用は年間通して募集していますが、この時期にスタートを切られる方は特に多いですね。

皆さんチームで何かに取り組んだ経験はあるでしょうか?
また集団で一つのことに取り組むことは好きでしょうか?
学校生活で経験された方、仕事で経験している真っ最中の方、様々だと思います。

本講座はタイトル通り、チームワークに焦点をあてた内容です。
「チームワークが発揮できるとどんな効果があるか?」
「具体的にどんな行動がとれると、チームワークが生まれるのか?」
「自分はチームにおいて、どんな役割が得意だろうか、他の人はどんな役割が得意だろうか?」
といったことを、1日目は講義、2日目はグループワークを通して理解していきます。

2日目のグループワークではジグソーメソッドと呼ばれるゲームに取り組みました。お題は[地図の再現]です。
いくつもの情報(例:水族館はホテルの北東の角にある)が、お互いに見えない形でメンバーに割り振られます。
ワークでは各々が渡された情報を出し合い、地図を再現していくゲームです。

いざ始まると…難しい。参加者から「ジグソーパズルみたいですよね」と発言がありましたが、
まさしく難解なパズルのように頭を使うゲームでした。

あるグループではワークが始まると、全員が持っている情報を最初にすべて出し合うべきか、
ホテルの位置を決める→水族館と大通りの位置関係を決める…、という風に地図のパーツごとに整理していくか、議論の進め方そのものについて議論になりました。
方向性が決まり情報を出し合う段階になると、
「水族館について情報持っている人いませんか?」「ホテルの隣の建物について私情報持っていますよ」「公園ってもしかして2つあるのでは」など、積極的に発信し合います。

なかなか答えに辿り着かず眉間に皺が寄りますが、諦めずに意見を出し合い、頷き合い、心理的安全性を保ちながらワークを進めていきました。
そしてこんな時にグループワークの潤滑油になるのが役割分担です。
進行役、タイムキーパー、書記など、ワーク冒頭で決めた役割をメンバーが誠実に果たすことで、
悩む時間はあれどもワーク自体が停滞することは無く進みます。

結果、大正解とはなりませんが回答に近い配置の地図が出来上がりました。

ジグソーメソッドによるマップ作製をする利用者

ワーク後はお互いに振り返りを共有し、チームワーク醸成にどのように貢献できたか、自分の強みや行動についての気づきを整理します。

「メンバーから出てくる情報を整理して地図に落とし込めた。時間に追われて焦ってしまったかな」
「自分の発信で精いっぱいで、他の方の発言をよく聞けない時があった」
「口頭だけだと情報が整理しづらい、文字など視覚的な情報もあると理解できる」
など、多くの気づきが出されていました。

こうした気づきの積み重ねが、自分の力を発揮できる仕事や環境は何か、どんな働き方が合っているか、就職検討につながる自己理解となっていきます。
皆さんの協調性の高さや論理的思考力を感じる講座でした。ひとりひとりの気づきを大事に、自信に変えていって頂ければと思います。

なお午後になると、皆さん黙々と個人のIT学習に打ち込まれていました。
午前の和気あいあいとした雰囲気から一転、事業所内は静かな空気が流れます。
そんなメリハリがあるのもNeuro Diveの特徴かもしれません。皆さんの集中力に感服です。

5月はチームワーク講座以外にも、成果物発表会・学習共有会も実施しています。その様子も順次お届けしていきます。
Neuro DiveのメインカリキュラムであるITスキル向上の一面をお伝えできればと思います。

次回もどうぞよろしくお願いいたします!

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