Neuro Diveは日本初の先端ITが学べる就労移行支援事業所として、2019年11月に開所し現在20名以上の方が利用されています※。開所から約9カ月近く経った今、利用者の方にアンケートを実施したところ大変高い満足度を得ていることがわかりました。満足度が高い理由は何か?専門性の高い先端ITスキル(AI・機械学習・データサイエンス)習得を標榜するNeuro Diveで、実際にスキルは向上したのか?アンケート集計結果をもとにご紹介します。
※2020年7月現在、Neuro Dive秋葉原における利用者数。
約9割の方がNeuro Diveの利用に満足している
「Neuro Diveを利用されてみた全体の満足度についてお答えください」の質問に対して、89%が「満足」と回答しました。
7割以上の方が通所前後でのギャップについて「ない」と回答
実際にNeuro Diveに通い、期待値とのギャップはありましたか?」の問いに対して、「ない」(77%)、「ある」(23%)の結果となりました。また、「ギャップあり」と回答された方に具合的にどのようなギャップを感じたのか聞いたところ、下記のコメントをいただきました。利用後のギャップそのものもポジティブな傾向がうかがえます。
【期待値とのギャップ:詳細】
- 「利用者の方々が想像以上に前向きで、誠実な方が多い。」
- 「スタッフの方々が、自身の“特性“を否定するのではなく、どうビジネスに活かすのか?という視点でアドバイスしてくれる。」
- 「Neuro Diveを利用し始めて、論理的思考が少しずつ身についてきた。」
6割以上の方が「Neuro Diveを周囲に勧めたい」と回答
「Neuro Diveを他の人に勧めたいと思いますか?」の質問に対して、65%が「他の人にも勧めたい」と回答しました。
周囲に勧めたい具体的な理由は何か?尋ねたところ、以下のコメントとなりました。
【回答者のコメント】
- 「先端IT(AI・機会学習・データサイエンス)を学べる就労移行支援事業という稀有な存在。ここでしか学べないものがあると思ったため」
- 「専門的な知識を学ぶ枠組みを示してくれる。独学よりも学習しやすい」
- 「就職活動へのサポートがあり、企業に関する情報を得ることができる」
- 「データサイエンスやマーケティングなどの他の支援事業所では学ぶのが難しいが、Neuro Diveは専門スキルを身につけられる就労移行支援だから」
- 「インターンシップがあり、就職へ向けて実践的な学習を経験できるから」
Neuro Diveを利用する多くの方が「スキルが向上した」ことを実感
「先端IT領域のスキルにおいてどのような変化がありましたか?」の質問に対しては、「向上した」(38%)、「やや向上した」(58%)となり、合計96%の方がITスキルの向上を実感しています。
Neuro Diveでは知識や技術に関してUdemyのe-Learningコンテンツを用いて学習を進めていきますが、プログラムそのものに対しても7割以上の方が「満足」と回答しています。
先端IT以外のスキル変化については、「社会人基礎スキルの変化」「コミュニケーションスキルの変化」が、「向上した」「やや向上した」と回答した人はともに77%いることがわかりました。
8割以上の方がスタッフの対応に満足
Neuro Diveではスタッフが利用者一人ひとりとコミュニケーションを取りながら学習をサポートしています。
「Neuro Diveスタッフの満足度についてお答えください」の質問に対して、「満足」「やや満足」の合計85%、「スタッフとのコミュニケーションの満足度についてお答えください」の質問に対して、「満足」「やや満足」の合計は80%の回答となりました。
Neuro Diveを選んだ理由
「Neuro Diveを選んだ理由」を尋ねたところ、「専門性の高いITスキル(AI・機械学習・データサイエンス)の習得が出来ると思ったから」(51%)、次いで「理想の就職が出来ると思ったから」(31%)という結果になりました。
利用者の中には文系出身者や就職経験のない方もいらっしゃいますが、ITスキル習得に対して明確な目標をもち、理想の就職を叶える為にNeuro Diveを選んだことがわかりました。
Neuro Diveを利用して日々感じていること
最後に、「Neuro Diveに通い感じたこと、伝えたい事」の自由回答を一部ご紹介します。
【回答者のコメント】
- 「大学ではビッグデータを取り扱うゼミに所属していたのですが、睡眠障害のせいもあって真面目にゼミに参加することができなかったため、今こうしてもう一度似たような分野のことを学習できる環境が与えられてとても嬉しく感じている。」
- 「スキルは確実に向上していて、充実した日々を過ごしていると感じている。」
- 「先端ITスキルを1から全て教えてもらう、という受け身のスタンスでは入所しても継続しづらいと感じた。」
Neuro Diveを最大限活用するために
以上の通り、Neuro Dive利用者の大半の方が満足しているという結果になりました。
アンケートを通じて、Neuro Diveを最大限活用できる人・向いている人は以下のようなタイプではないかと推察します。
- 「専門性の高い先端ITスキルを身に着け、それをもとにはたらきたい人」
- 「自分の理想に合ったはたらき方や、そのために必要なスキルが何かが明確になっている人」
Neuro Diveでは今回のアンケート結果を参考に、先端ITスキルのさらなる習得を目指していただける環境、私たち支援員のサポートの質向上に活かしてまいります。今後も皆さまの理想の就職に向けて、先端IT領域で「はたらく」を支援していきます。