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2026.06.02

コラム

 

障害のある文系出身者もエンジニアになれる?未経験でも目指せるIT系職種と学び方

障害がある方が活躍できるといわれている仕事の一つに「エンジニア」があります。しかし、エンジニアのような理系の職種は、文系出身にはハードルが高いと捉えられてしまいがちです。学び始めても、途中で挫折してしまうのではないかと不安で、チャレンジをためらっている方もいるかもしれません。

この記事では、障害のある文系出身者がエンジニアを目指すにあたって知っておきたい豆知識を紹介します。

文系の障害者でもエンジニアを目指せる!

結論として、文系出身でIT未経験かつ障害のある方でも、エンジニアになれる可能性は十分にあります。

その主な理由は以下3つです。

  • IT業界は慢性的に人手が足りない
  • エンジニアは必ずしも高度な数学力がいらない
  • 文系出身者ならでは特技が活かせる

IT業界は慢性的な人手不足が続いています。未経験の採用に積極的な企業も多く、エンジニアに必要なスキルをしっかり身につけておけば、文系・理系のいずれでもほとんど関係ありません。

また、一部の分野を除き、高度な数学の能力が必要ないプログラミング言語も存在します。必要なスキルをきちんと身につけておけば、文系出身・未経験でも活躍できるでしょう。

さらに、プログラミングでは、文系出身者ならではの「物事を多角的に捉える視点」や「文章で分かりやすく伝える力」が強みになります。

業務上の情報共有や設計書の作成などでも、文系出身者が身につけていることの多い「文章構成力」「論理的思考力」が評価されやすい傾向にあります。

文系・未経験の障害者が目指しやすいエンジニア職は?

一口にエンジニアといっても、その職種はさまざまです。ここでは、障害のある文系出身・未経験がチャレンジしやすい6つの職種を紹介します。

職種 主なタスク 必要スキル
Webエンジニア システム設計・開発
フロントエンド
バックエンド
HTML/CSS
JavaScript
プログラマー プログラミング
コーディング
Python
JavaScript
C系言語
テストエンジニア テスト設計・実行 テスト技法
自動化・バグ管理ツール(Jiraなど)
データアナリスト ビッグデータ解析 Python
MOS
BIツール
SQL
業務プロセス設計・改善コンサルタント 業務効率化
システム化
Python
SQL
R言語
BPMN
IT事務 ヘルプデスク
サポート対応
ナレッジ化
IT基礎
MOS

Webエンジニア

「Webエンジニア」とは、主にWebサイトやアプリの開発・保守を担当する仕事です。具体的には、WebサイトやアプリケーションのUI(ユーザーが見る画面)を実装する「フロントエンド」や、その裏側のデータ処理となる「バックエンド」のプログラミングなどを行います。HTMLやCSS、JavaScriptなど、比較的入りやすい言語から学べるため、初心者にも人気のエンジニア職です。


プログラマー

「プログラマー」とは、プログラミング言語を用いてコードを書く仕事です。IT系職種の基礎ともいえるポジションであり、エンジニアの多くがプログラマーからキャリアをスタートしています。設計書を基に、システムやアプリケーションを動かすプログラムを実装するほか、動作テストやデバッグ(エラー原因の分析・修正)の役割まで担います。特に、細かい作業の繰り返しが苦にならない方や、パソコンに向かってコツコツ作業を進めるのが得意な方に向いている職種です。


テストエンジニア

「テストエンジニア」とは、システムが正しく動くか検証する仕事です。「QA(Quality Assurance:品質保証)エンジニア」とも呼ばれ、ソフトウェアやシステムの動作確認・検証をテストしたり、バグやエラーの分析・改善などを行ったりします。物事の細かい違いや違和感に気づく能力の高い、発達障害のある方に向いている仕事の一つです。


データアナリスト

「データアナリスト」とは、ITを活用してビッグデータを解析する専門職種です。単にデータを集めるだけでなく、その中の法則や因果関係を導き出し、本質を見抜きます。解析したデータをビジネスの意思決定や課題解決に活かす、企業にとって重要なポジションです。デジタル社会の進展に伴い、需要が高まっています。


業務プロセス設計・改善コンサルタント

「業務プロセス設計・改善コンサルタント」とは、業務の効率化・システム化を進める仕事です。現在の業務フローを可視化し、問題点を見抜いて改善策を導き出します。改善策の立案に加え、導入や定着の支援まで担当することもあります。根本的な課題を見つけ出す論理的思考や、興味がある分野への深い分析力、革新的な解決策を思いつく豊かな発想力といった、発達障害のある方に多い特性が活かせるでしょう。

また、データを分析するだけでなく、業務フローを分かりやすく構造化することが求められるため、文系出身者特有の優れた文章構成力や論理的思考力、ヒアリング力などが強みになるはずです。


IT事務

「IT事務」とは、Webコンテンツのドキュメント作成や、問い合わせ対応(ヘルプデスク)などを行う仕事の総称です。正確にはエンジニア職ではありませんが、IT系の中では専門知識がほとんどいらず、未経験の初心者でも比較的チャレンジしやすい職種だといわれています。文系出身者のIT業界への現実的な入口となる選択肢です。


文系・未経験でもOK!特に発達障害のある方とエンジニアが好相性な3つの理由

これからエンジニアを目指すにあたって、文系出身や未経験の方でもまったく問題ありません。大事なのは、現時点での知識・スキルや経験の有無ではなく「好きという気持ち」と「興味・関心」だからです。

特に、発達障害のある方にとって、エンジニアは相性の良い職種だといわれています。ここでは、その3つの理由を見ていきましょう。


特性が強みになる

エンジニアのメイン業務となるプログラミングは、簡単にいうと「正解にたどり着くまでの手順を組み立てる作業」です。感覚や空気ではなく「論理的に考える力」と「自分で調べる力」が求められます。また、業務を成し遂げるまでには、集中を要するシーンも多いです。

その中で、ASD(自閉スペクトラム症)の特性の一つである「物事を突き詰め、順序立てて考える能力」や「物事の順序や違いを見つけ出す能力」は、エンジニアの業務遂行にあたって大きな強みになります。検証や細かい修正を繰り返すことが多く、持ち前の粘り強さで最後までやり遂げられれば、大きな成果と高い評価が得られるかもしれません。

また、ADHD(注意欠如多動症)の特性である「知的好奇心の強さ」「新しいことに果敢にチャレンジできる行動力」「型にはまらない発想力」は、エンジニアとして成功するために欠かせないスキルです。多動性や衝動性からくる「動きながら考える」「とりあえずやってみる」というフットワークの軽さも、正解を探して試行錯誤を繰り返すエンジニアの業務と好相性だといわれています。

さらに、発達障害がある方が持っていることの多い「興味・関心のある分野への高い集中力と継続力」も、一つのことを突き詰め、長時間集中して取り組むエンジニアにとって大きな武器になります。

このように、エンジニアの仕事は、発達障害の特性が活きる条件・環境が整っているのです。


指示やゴールが明確でストレスが少ない

エンジニアは「明確な正解」のある仕事です。作業の一つひとつに「やるべきこと」が設定されており、多くの場合、手順やゴールも明確になっています。逆に、対人コミュニケーションの多い仕事によくある「なんとなく」「ケースバイケース」といったあいまいな業務・指示内容はほとんどありません。

また、指示の出し方も、メールやチャットなどのテキストベースが基本となることが多い点も、発達障害のある方にとってはたらきやすい理由の一つです。


柔軟な働き方が選べる

エンジニアをはじめとするIT系職種では、フレックスタイム制やテレワークなどの柔軟な働き方も一般的です。特に障害者雇用の仕事では、通院・体調不良などの際の調整や配慮を受けやすく、無理のないペースではたらける環境が整っています。


何から学ぶ?初心者からエンジニアを目指す方におすすめの学習内容

エンジニアに必要とされるスキルには、多彩なプログラミング言語や資格があり、どれを選ぶか決まっているわけではありません。学習内容を選ぶポイントは「興味が持てるか」「作りたいものを作れるか」です。実際にやってみて「何か違うな」と感じたら、途中で方向転換しても大丈夫。試行錯誤しながら、自分に合う分野を見つけることが結果的に近道になるかもしれません。

以下では、未経験でも取り組みやすい学習内容をまとめました。


HTML/CSS

「HTML」と「CSS」は、Webサイトの見た目を作るための言語です。Web制作に必須のスキルであり、HTMLで構造を作り、CSSでデザインやレイアウトを整えます。

HTML/CSSは、コーディングした結果が画面にすぐ反映されるため、学習の成果を実感しやすいのが特徴です。「まずは簡単なものから始めたい」「目に見える形で成果を感じたい」という方に向いているプログラミング言語となっています。


JavaScript

「JavaScript(ジャバスクリプト)」とは、Webサイトに動きをつけるための言語です。具体的には、ボタンをクリックしたときの動作や、入力内容に応じた表示の変化などを実装するために使います。

JavaScriptは、HTML/CSSと組み合わせることで、より実践的なWeb開発スキルが身につきます。将来的にWebエンジニアを目指す場合は、早い段階で触れておきたい言語の一つです。


Python

「Python(パイソン)」とは、業務自動化やデータ分析、AI開発など幅広い分野で使われる言語です。シンプルな文法が基本で、初心者でも学びやすい分野ながら、汎用性に優れます。

何から学び始めるか迷っているなら、まずPythonに触れてみてから、少しずつ興味や得意の方向性を探ってみてはいかがでしょうか。


AI(機械学習)分野

近年、最も注目されている分野の一つが「AI(機械学習)」です。高度な分野も存在しますが、AIを活用した次のような業務なら、文系出身の未経験者でもチャレンジしやすいでしょう。

  • AIを活用してデータから有益な情報や知見を読み解く「データ分析」
  • 生成AIなどを活かしてプロセスを自動化することによる「業務効率化」

つまずきや挫折を防ぐポイントは、ITの基礎知識やリテラシー、AIの基本概念から丁寧に学ぶことです。ITの基本が身についたら、AI分野の各領域で必須となるPythonといったプログラミング言語や、システムを自動化するツールであるRPAなどの操作方法を学ぶとよいでしょう。

さらに、習得した基礎知識を活かしてデータ分析ツールやAIによるディープラーニング、開発などのより専門的な分野にステップアップし、AIエンジニアとしての実践力を高めていきます。IT業界の企画担当やDX、データアナリスト、バックオフィス、業務改善といった職種・職域を目指す方にぜひ学んでほしい分野です。


IT・Web系資格

手始めに、IT系職種としてはたらくときに活かせる資格を取得するのも一つの方法です。エンジニアをはじめとするIT系職種では、資格より実力・実績が重視される傾向にあるものの、取得しておけば知識の証明になります。特に、IT事務・サポート系の仕事では、資格が強みになることも少なくありません。

ITにはさまざまな資格がありますが、初心者でもチャレンジしやすい資格は以下の5つです。

資格 概要
ITパスポート ITの基礎知識を証明する国家試験
基本情報技術者 ITエンジニアに求められる基礎知識・技能を証明する国家試験
Webクリエイター能力認定 Webサイトのデザイン能力・コーディング能力などが問われる民間資格
AWS認定 クラウドの知識・実務スキルを認定する民間資格
MOS Word、Excel、PowerPointなどのスキルを証明する国際資格

文系・未経験でエンジニアを目指す障害者に最適な学び方は?

文系出身かつIT未経験の方がこれからエンジニアを目指して学び始める場合、主に「独学」「専門学校・スクール」「就労移行支援事業所」の3つが学び方の主な選択肢となります。ここでは、3つの学び方を比較しましょう。

学び方 メリット デメリット 向いている人
独学 学習コストが低い
自分のペースで学べる
質問しづらい
挫折しやすい
主体性・完遂力の高い人
専門学校
スクール
ITを体系的に学べる
共に学ぶ仲間ができる
学習コストが高い
配慮の有無は確実ではない
短期集中的に学びたい人
就労移行支援事業所 特性に応じた配慮が得られる
学習から就職まで一貫した支援が受けられる
IT特化型の事業所は少ない 配慮を受けつつ総合的なIT・ビジネススキルを身につけたい人

独学

独学の魅力は、自分のペースで学習を進められることです。また、学習にかかる費用は基本的にテキスト代のみであり、新たなことを学ぶにあたって、大きな経済的負担がかかることはあまりないでしょう。

ただし、独学だと周りに人がいないため、分からないことがあってもすぐ質問できず、挫折しやすい傾向にあります。成功するかどうか、いつまでかかるかも、自分の頑張り次第です。


専門学校・スクール

専門学校やスクールでは、数ヶ月から年単位で、ITを短期集中的に学べます。プログラミングを体系的に学べるので、理解度が上がりやすいです。学習中、分からないことがあればすぐ質問できるので問題が解決しやすく、同じ目標を持つ仲間と一緒に頑張れることもあり、モチベーションが維持しやすいでしょう。

ただし、専門学校やスクールに通学するためには、数十万円以上の高額な費用がかかります。また、学習や就活支援において、障害者への配慮が必ずしも得られるとは限りません。場合によっては、障害のある方にとって、つらい学習環境になる可能性もあります。


就労移行支援事業所

「就労移行支援事業所」では、障害のある方へ職業スキルや、ビジネススキルを学ぶ機会が提供されます。「障害者手帳」もしくは「障害福祉サービス受給者証(受給者証)」があれば通所可能です。最長2年間(24ヶ月間)、個々の収入状況に応じた自己負担額で、障害への配慮を受けつつ、就労に必要なスキルが学べます。一般的なスクールのように、専門スキルのみを集中的に学ぶのではなく、コミュニケーションスキル、ビジネスマナーといった「職業準備性」も同時に身につけられるので、採用率・就職後の定着率アップが期待できます。

また、通所中は就職支援が同時に得られるのもポイントです。応募書類作成から面接対策、定着まで一貫した伴走体制で、大きな安心感が得られるうえ、就職後のミスマッチも減らせます。

ただし、エンジニア志望なら、IT学習特化の就労移行支援事業所を選ぶことが重要です。ITを学べる就労移行支援事業所は数が限られるので、希望する分野が専門で、自分が通いやすい事業所を探してみてください。


文系・IT未経験の障害者のエンジニア就職ロードマップ

ここからは、障害がある文系出身のIT未経験者がエンジニアを目指す道筋を確認しましょう。


1.ITに触れてみる

まず、ITに触れて、興味が持てそうか、向いているかどうかを簡単に確かめてみることから始めてみてください。無料の教材やサービスなどを活用し、Webページを作るために必要な言語とプロセスを把握します。実際にやってみて、自分にもできそうだと感じたら、簡単なWebページや計算・自動処理を試してみてもよいでしょう。

このステップの目的は「プログラミングの楽しさを感じる」ことです。現段階で内容や操作が理解できなくても、まったく問題ありません。強い抵抗感がなければ、次のステップに進みましょう。

なお、下記のページではIT適性がチェックできるので、ぜひ活用してください。


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2.勉強方法を決める

ITを学ぶ意欲が湧いてきたら、学習方法・環境を検討します。エンジニアになるためには、基礎知識が身につくまでの継続的な学習がポイントになるため、独学、スクール、就労移行支援などのうち、自分が続けやすい方法を選ぶことが大切です。

特に、挫折経験のある方や、体調や特性上の不安がある場合は、就労移行支援事業所といった、職業準備性を整えるサポートを受けながら学習できる環境をおすすめします。


3.基礎スキルの習得

続いて、前のステップで選んだ学習方法で、エンジニアとしての基礎スキルを習得していきましょう。具体的には、次のようなことを学びます。

  • プログラミングの基本文法(変数、条件分岐、繰り返しなど)
  • エラーの読み方・調べ方
  • 簡単なアプリや機能の実装方法

最初から完璧にできる人はほとんどいません。まずは、調べながら動かせる状態になることを目指しましょう。

また、学びと実践を並行するのも効果的な学習のポイントです。知識やスキルをインプットした後、簡単なアプリ・機能を実装するといった小さなアウトプットを積み重ねることで、理解がさらに深まります。


4.ポートフォリオ作成

必要な知識・スキルをあらかた学習し終えたら、就職へ向けて「ポートフォリオ」を作成します。ポートフォリオとは、簡単にいうと、自分でコードを書いた作品です。特に、IT業界の転職・就職において、ポートフォリオはエンジニアとしての実力を証明するツールとなります。ポートフォリオの有無で、採用率が大きく変わるともいわれています。

ポートフォリオを作るときのポイントは「基礎知識の理解度の深さ」と「自分で調べて書いたことが伝わるコーディング」です。必ずしも複雑・完璧なコードが書けなくても、美しい文法・記述や、基本機能が正常に動作する(追加・削除・編集など)といったことで、好評価が狙えます。就労移行支援事業所といった支援機関を通して学んでいれば、ポートフォリオ作成サポートが受けられることもあります。

また、完成したソースコードは、開発者向けのコード共有・管理プラットフォームである「GitHub」や「GitLab」などで公開しておくとよいでしょう。成果物の内容(「何を作ったのか」「どう動かすのか」など)だけでなく、その設計・修正のプロセスまで確認でき、エンジニアとしてのスキルを具体的に伝えられるので、企業から評価されやすくなります。


5.就職活動

ポートフォリオが完成したら、就職活動を始めます。障害のある方の就活準備で重要なポイントとなるのが「障害理解」と「配慮事項の明確化」です。特性や通院の頻度、特性上苦手・不得意なことを踏まえ、希望する働き方や、どのような配慮があればより良くはたらけるかを考え、伝わりやすいよう言語化してみてください。

また、障害のある方の仕事探しでは、障害者向けの就労支援を活用することをおすすめします。特に、障害者雇用枠での就職を希望しているなら、障害者専門の転職・就職エージェントを利用することで、自分にあった求人の紹介と、応募書類の添削や面接対策などの伴走支援が受けられます。エージェントと独自のコネクションを持つ就労移行支援事業所もあり、併用することで、仕事や働き方の選択肢が大きく広がるでしょう。


エンジニアは学び始めと就職後が肝心!安定してはたらき続けるためのポイント

障害のある文系出身のIT未経験者がこれからエンジニアを目指して学び始めるときや、エンジニア職として新たな職場ではたらき始める際は、次の2つのことを心がけてください。


完璧主義を手放す

新しいことを学び始めるときや、新たな職場に就職するときは、これまでの生活や人間関係が大きく変わることがあります。すると、大きなストレスがかかり、心身の状態が不安定になってしまうかもしれません。特に、発達障害のある方は、特性として強いこだわりや白黒思考がある方も多く、最初から完璧であろうとする傾向にあり、現実とのギャップに苦しむこともあるでしょう。

文系・未経験でエンジニアを目指す場合、最初のうちは分からないことがあって当たり前です。勇気を出して完璧主義を手放し、学びながら少しずつ慣れていく姿勢が大切だと言えます。

どうしても無理をしてしまう方は「最初は1日の作業量を7割程度に調整してもらう」「タスクごとに小さなゴールを設定する」など、業務の進め方に配慮を求めるのも一つの方法です。小さな達成を積み重ねれば、きっと自信と実力がついてきます。


気軽に話せる相談窓口を確保する

文系・未経験からエンジニアを目指すときは、学習や就職後につまずくこともあるかもしれません。悩みを一人で抱え込んでいると、問題が解決しないばかりか、やがて大きくなってしまうこともあります。

小さな困りごとが、大きなトラブルに発展しないようにするためにも、あらかじめ相談できる相手や場所を確保しておくことが大切です。身近な人に相談しにくいなら、ハローワークや障害者就労支援センターなどの公的窓口に相談してみるとよいでしょう。

また、就労移行支援事業所や、転職・就職エージェントといった就労支援を利用している場合は、そこで定着支援が受けられるので、ぜひ活用してください。安心して相談できる環境があるだけでも、学習や就労のハードルが大きく下がるはずです。


文系・未経験の障害者がエンジニアを目指すなら「Neuro Dive」

ワークスタイルが柔軟で、指示内容が明確なエンジニア職は、障害のある方がはたらきやすい仕事の一つです。人手不足が続く現代のIT業界において、文系出身で未経験者の積極的な採用が進んでいます。特に「興味のあることに高い集中力を発揮する」といった発達障害ならではの特性は、エンジニアを目指すにあたって大きな強みになるでしょう。

障害の有無や専攻、経験を問わず、エンジニアになるために重要なのは「IT分野に対する興味・関心」と「学び方」です。まずは実際に触ってみて、どのプログラミング言語や学び方なら興味を持って学べるか、諦めずコツコツ続けられるかを考えてみてください。

障害のある方が初めてITを学ぶなら、先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive(ニューロダイブ)」に通所してみませんか。入所前にプログラミング経験がない方が40%超、文系出身の方は30%以上、IT職種の未経験70%弱と、文系・理系や経歴の有無にかかわらず、さまざまな経歴・年代の方と一緒に学び合う環境が整っています。

当事業所の特長は「データ分析」「業務効率化」の2つの専門領域に分かれ、目指す方向性に応じた学習プログラムを個別に組み立られることです。「インプット(スキル習得)+アウトプット(成果物作成)」で、実践力と自走力が身につくカリキュラムになっています。

ITリテラシーの基礎から体系的に学べるため、未経験からでも学習に入りやすく、初心者でもまったく問題ありません。専門スキルに加え、ビジネススキル・コミュニケーションスキルも学べます。学習はもちろん、ポートフォリオの作成や就職活動、定着までの伴走支援、障害のある方のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」との連携なども可能で、希望の就職の実現をサポートします。

資料請求やWeb説明会への参加を随時受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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この記事の監修者

パーソルダイバース株式会社 人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネージャー
戸田 幸裕(とだ ゆきひろ)

上智大学卒業後、損害保険会社で法人・官公庁営業を経て、2012年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社し、障害者専門のキャリアアドバイザーとして求職者の転職・就職支援に携わったのち、パーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)へ。2017年より法人営業部門のマネジャーとして約500社の採用支援に従事。その後インサイドセールス、障害のある新卒学生向けの就職支援の責任者を経て、2024年より現職。

【保有資格】国家資格キャリアコンサルタント、障害者職業生活相談員